昨今、副業をするのは当たり前になってきました。
一昔前まではまだまだ怪しいイメージだった「副業」ですがオンライン化が進み、ネット副業なんてのも今や珍しくもないものになりました。
そんな副業時代である今、HPが作れるようになれば強いのではないか、もしくはそのレベルに達することで得られたITリテラシーはあらゆるビジネスにおいて強い武器になるのではないかと考えました。
目次｜Contents
目的をはっきりさせる
まず、自分の目的を明確にすることが重要です。趣味としてホームページを作れれば満足なのか、それともホームページ制作を仕事にして収益を得たいのかを考えましょう。
趣味で楽しむ程度であれば、本格的なホームページを作らなくても、FacebookやTwitterなどのSNSを活用するだけで十分な場合もあります。一方、仕事として取り組む場合は、クライアントの多様なニーズに応えるための専門的な知識や技術が求められます。
目的によって、学ぶべき分野や学習方法が変わります。そのため、まずは「なぜホームページ制作を学びたいのか」を明確にすることが大切です。
HP制作で学ぶべき4つのスキル
HTML/CSS
ホームページ制作の基本となるのがHTMLとCSSです。
- HTML（Hyper Text Markup Language）
テキストや画像などをホームページ上に配置するための言語です。 - CSS（Cascading Style Sheets）
HTMLと組み合わせて使用し、テキストや背景の色、フォントサイズなどを装飾するための言語です。
この2つは常にセットで使用されるため、学習は必須と言えます。
PHP
PHPはWebサイト制作に特化したプログラミング言語です。ブログ作成ソフトのWordPressもPHPで作られており、ホームページ制作の分野では欠かせない存在です。構文がシンプルで、プログラミング初心者にも比較的学びやすいと言われています。
JavaScript/JQuery
JavaScriptとJQueryは、ホームページに動きを加えるために使われる言語です。
- JavaScript
インタラクティブな動作やアニメーションを実現します。 - JQuery
JavaScriptをより簡単に記述できるライブラリで、開発効率を上げるために広く利用されています。
HTML/CSSと一緒に学習することで、ホームページ制作の幅が大きく広がります。
WordPress
WordPressは世界で最も利用されているブログ作成ソフトで、無料で使えるうえ拡張性も非常に高いのが特徴です。世界のWebサイトの約3分の1以上がWordPressで作られており、ホームページ制作の標準ツールとも言える存在です。
実際の導入例：
これらのツールや言語を学ぶことで、ホームページ制作スキルをしっかりと身に付けられるでしょう。
Photoshop/Illustrator
ホームページで使用する画像素材（ロゴや商品の写真など）を作成・編集する際には、PhotoshopとIllustratorという2大デザインソフトを使えると非常に有利です。
- Photoshop
主に画像の編集や加工など、写真やバナーを含むホームページ用の素材全般に活用されます。 - Illustrator
ロゴやアイコン、イラストの作成に適しており、ベクター形式でのデザインが得意です。
これらのソフトを使いこなすことで、より魅力的でプロフェッショナルなデザインを実現できます。
SEO
どんなに素晴らしいホームページを作っても、訪問者が集まらなければ意味がありません。そのため、Web集客の基本である**SEO（検索エンジン最適化）**の基本知識を身につけることをおすすめします。検索結果で上位に表示されれば、安定したアクセスを期待できます。
SNS
SEO対策と合わせて、FacebookやTwitterなどのSNSを活用することも効果的です。
- SNSを通じて知名度を向上させることで、新たな集客経路を確保できます。
- また、検索アルゴリズムの変更による順位変動に備える保険としても活用できます。
SNSの運用はSEOと組み合わせることで、さらに高い集客効果を生み出す可能性があります。
アクセス解析
ホームページは「作って終わり」ではなく、運用を通じて改善を続けるものです。そのため、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールを活用し、次のようなデータを把握するスキルが重要です：
- アクセス数
- 滞在時間
- 離脱率
これらのデータを分析することで、課題を特定し、より効果的な改善施策を講じることができます。アクセス解析の知識を活用し、ホームページを継続的に最適化していきましょう。
ホームページ作成のおすすめ独学勉強法3ステップ
ステップ1：無料ブログでHTMLやCSSの基礎を学ぶ
ホームページ制作の基本であるHTMLやCSSを学ぶ第一歩として、無料ブログサービスを活用するのがおすすめです。
アメブロやライブドアブログなどの無料ブログを使い、既存のデザインをカスタマイズしてみましょう。既にテンプレートが整っているため、初めてでも簡単にデザイン変更に挑戦できます。
- 文字のフォントやサイズを変える
- 背景デザインを変更する
- 配色を調整して自分好みにカスタマイズする
最近の無料ブログサービスは、広範囲なカスタマイズが可能です。「アメブロ CSS カスタマイズ」などのキーワードで検索すれば、多くの参考情報が見つかります。これらを活用して、HTMLとCSSの基礎概念に慣れていきましょう。
ステップ2：WordPressでホームページを作成する
無料ブログでのカスタマイズに慣れたら、次はWordPressを使って本格的なホームページ作りに挑戦してみましょう。
WordPressでは、HTMLやCSSだけでなく、PHPやJavaScript/jQueryも活用されています。これにより、さらに高度なカスタマイズや機能追加を学ぶことができます。
- WordPressは無料で利用できる
- 無料のレンタルサーバーを使えば、低コストで学習可能
ステップ1と同様に、自分で調べながら情報を集めることで、実践的なスキルを磨けます。
ステップ3：学習サイトや書籍を活用して深く学ぶ
ステップ1と2を終える頃には、ホームページ制作に必要な基本スキルを一通り触れることができます。この時点で、自分のホームページを自由に作成できたり、簡単な案件を受注できるスキルも身についているでしょう。
しかし、以下のような目標がある場合は、さらなる学習が必要です：
- より本格的なホームページを制作したい
- 企業向けのホームページ制作案件を獲得したい
その場合、各スキルをより深く理解するために、専門書やオンライン学習サイトを活用して学習を進めることをおすすめします。継続的にスキルを磨くことで、よりプロフェッショナルな制作能力を身につけられるでしょう。
コメントを残す